出会いの様々な種類
優しいし、女遊びもしないしギャンブルもしない。
私の知らないいろいろな世界を知っている。
もちろん、愛されてもいました。
言葉で言うと本当に足りないところのない人なんですけど、私自身が甘えさせてあげたい気持ちになれなかったし、相手の愛情に応えられなかったんです。
今の彼は若いときに知り合ってずっとつかず離れずの関係だった人で、それなりの仕事も収入もある人ですが、前の夫と比べれば年収はずっと低いです。
私がけっこう仕事で出世しているので、私よりもたぶん低いんじゃないかと思います。
でも、昔は『パートナーのすべてが自分よりも上でなければ』というのがあったんですが、もうそういう気持ちはありません。
ほかの女性もそうだと思うんですが、みんなよほどの事情がなければ働いてある程度の収入は得られる立場ですよね。
今の私も、自立して、それなりの収入があるから迷わず本当に好きな人を選べるんだと思いました。
何もしてくれなくてもいいから、今の彼と一緒にいたいんです。
実は今、彼にはちょっとした持病があるんです。
それで、車で送り迎えしたりとか、ケアも必要なんですが、私はもし彼が車椅子に乗るようになったとしても一緒に暮らしたい。
そのくらい好きです。
客観的に見るとたいへんな状況だけれど、今のほうがずっとラクです。
ハードな毎日でもあまり疲れを感じないし、体調も昔よりいいんですよ」「女性は愛されているだけでは満足できない、自分から愛してはじめて幸せになれる」と最初に述べましたが、彼女たちの口からは、まさにそれを証明する言葉が出てきています。
それに気づき、愛を与える側になった。
そして、自分もじゅうぶん与えられていると感じている。
与えられる一方でも、与える一方でもない。
それぞれのカップルには対等な、五分五分の関係が成り立っています。
これはまぎれもなく、彼女たちが女性として進化した証拠です。
女性が心から男を愛すると、その男を通してまったく新しい世界がひらけてくるのです。
つけ加えると、彼女たちはふたりとも昔から「恋多き女」でもあり、仕事をバリバリこなす「できる女」でもあります。
頭だけで考えた条件やダメ男の罠にもひっかからず、本当に愛せるいい男を見つけた彼女たちに、心からの拍手を送りたいと思います。
結局、仕事をするしないは別として、人間として真に自立した男女こそが心から愛し愛される関係をつくっていけるのでしょう。
その扉を開くのは「愛する性」である女性の役目ではないかと私は思います。
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